『ネガティブ懸垂』で懸垂ができるようになる!ゼロから始める最強トレーニング法
懸垂を始めたいけど1回もできない…。そんな人にぴったりなのが『ネガティブ懸垂』です。
この記事では、懸垂ゼロ回からでも取り組めるネガティブ懸垂のやり方と、効果的に続けるコツを紹介します!
ネガティブ懸垂とは?
『ネガティブ』とは、懸垂動作の“下ろす時”のこと。
- 通常の懸垂:引き上げる動作(ポジティブ)
- ネガティブ懸垂:ゆっくり下ろす
仮に身体を引き上げがることができなくても、下ろす動作は筋力が少なくてもできるため、初心者でも取り組めます。
なぜネガティブ懸垂が効果的なのか?
① 筋繊維に強い刺激が入る
筋肉は『伸ばしながら力を入れる』ときに一番壊れやすく、それが成長のきっかけになります。
こういう言い方をすると、『筋肉を壊していいの?』と、思われる方がいらっしゃると思いますが、筋肉は ”破壊⇒再生⇒増強” というサイクルで強くなるので、問題ないのです。
② 懸垂の正しいフォームが身につく
ゆっくり動作をコントロールすることで、肩・背中・体幹の意識が高まり、正しい懸垂のフォームが身に付きやすくなります。
③ 初心者でも安全に始められる
引き上げに比べて負荷がマイルドなので、ケガを予防しながら練習できます。
ネガティブ懸垂のやり方
ステップ①:台やイスを用意する
高い位置からスタートするために、安定した踏み台やベンチを使いましょう。
ステップ②:あごの高さからスタート
鉄棒やバーにぶら下がり、あごがバーより上に来る状態から開始します。
ステップ③:3~5秒かけてゆっくり下ろす
勢いをつけず、できるだけ一定のスピードで。身体がガクッと落ちてしまわぬように意識しましょう。
ステップ④:下まで行ったら台に戻って繰り返す
これを1回5~8秒 × 3セットから始めてみてください。
おすすめの補助アイテム
- 踏み台(安定感のあるもの)
- リストストラップ・グリップ(握力補助)
- 懸垂バー(ドアジムタイプでも可)
上達のコツと注意点
● 最初は1回1回を丁寧に
数をこなすより、1回を正確にゆっくりやるのが大事です。
● 2~3日に1回の頻度でOK
筋肉の回復時間(超回復)も考慮して、無理なく続けましょう。
● 肘や肩に痛みがある場合は休む
痛みを我慢して続けると、故障につながることも。フォームに違和感があれば見直しましょう。
まとめ|ネガティブ懸垂は懸垂ゼロからの最短ルート
「懸垂できないけど、鍛えたい」そんな人にこそネガティブ懸垂は最適なトレーニングです。
ゆっくり下ろすだけでも、背中・腕・握力は確実に強くなります。
僕もこの練習を意識してからトレーニングを続け、片手懸垂まで到達しました。
次回は、 『加重懸垂』や『懸垂回数を伸ばす方法』も紹介していきます!
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